GMailは文字コードを自前で判定している

実はGMailは Content-type の charset と違う文字コードでメール本文を書いあっても大体読める。自分が知らなかっただけで、そういうメーラーは結構あるのかもしれないけど。

文字化けするはずのメールでも読めるというのはメリットである一方、GMail に送ってちゃんと見られることを確認してからメーリングリストに送ったら苦情殺到、みたいなシナリオが結構ありうるんじゃないかと思うのですよ。メールを送るプログラムを自分で書いたりするときとかね。

これを見て思い出すのは、かつてIEのせいで酷いマークアップ文書が世に溢れたという事実。まぁHTMLの場合はいろいろと状況が特殊だったわけですが、他の領域でも同じことが起こる可能性はありますよね。

仕様上エラーになるべきものはきちんとエラーにする、という判断は中々難しい。設計としてどっちが良いか?と聞かれたら、疑うことなく「拾えるエラーは拾うよ!」って言っちゃう人多いんだろうな、自分も含めて。