Adapter パターンの実装についての話。

久しぶりに結城浩氏のデザパタ本読み返したんだけど、委譲を使ったAdapterの例で、インターフェースとして使っているクラスを敢えてインターフェースではなく抽象クラスとして定義してるのには何か意味があるんだろうか。abstractじゃないメソッドとかが入ってるわけでもないし、あえて抽象クラスを選ぶ利点は無いような。

既にインターフェースではなく抽象クラスとして定義済みであるような状況を想定してて、その場合は継承を使ったAdapterは実装できないよって言いたいだけか?

デフォルトは委譲(継承の方だと、Adapteeのpublicなメソッドが使えてしまうから)で、Adapteeのprotectedなメソッドが必要だったりするときはしょうがなく継承で実装するのがいいのかな。