フィードリーダーとの付き合いかた
掃除は年末に済ませておくのが正しいんでしょうけれど。
消化不良。
- RSSフィードの購読数は年々増え続ける一方である。
- 消化速度が追っつかなくなってきた。
- じっくり読むべきものを、じっくり読まない。
- 読むか切るか、ざっと見て1秒で判断するという作業を続ける不毛さに疲れた。
そんなこんながいいかげん嫌んなったので、新年を機に無駄なフィードをばっさり一掃しました。
ちょい長いですが、まとめておきます。
反省点
少しでも気になったものはとりあえず購読しておき、必要なものだけピックアップして読む、という方法には限界がある。
取捨選択を行うコストは予想以上に大きく、チェックする労力に見合うだけの価値があるものは意外と少ない。他に時間を割くべきことはいくらでもある。
というわけで、いかに購読するものを絞るかに焦点を当てて整理します。
一日あたり読む量の目安を決める
まず量の目安を決めてしまいます。
自分が処理できる量をおおまかに掴んでおくこと。
私は未読が100件越えたぐらいでもう全部チェックするのがだるいです。ずぼらなので4,5日間チェックしないこととかざらにあります。
いったん深さ優先探索が始まると中々フィードリーダーまで処理が戻ってきません。
いろいろ加味して、一日30エントリぐらいで十分かなと思ってます。
量を決めたら、あとは絞ることによってどれだけ質を上げられるかです。
要らないもの、残しておきたいもの
RSSでチェックしたいのは
- 更新頻度は低いが、安定して質の高い記事を提供してくれるサイト
- イベント告知などの「今すぐ読む」ことが重要なもの
逆に、更新頻度高めだったり、質にばらつきがあるところは取捨選択のコストが大きいのでばっさり切ることにしました。
毎日更新できる人は尊敬しますが、フィードリーダーでチェックする意味は無いですよね。
SBMは万能じゃない
ソーシャルブックマークを使い出して2年ぐらいだと思うんですが、初めのうちは猛烈にチェックしまくっていたものの、最近は暇つぶしにしかなっていないと感じることが多い。ブクマ数の多いものでも自分の需要と合わないものが増えた。母数が大きくなりすぎたせいか、結局のところ取捨選択するコストはそんなに下がってない気がします。てなわけでホッテントリのフィードも棄てた。
暇なときに眺めるのは楽しいんですけどね。時間取られる割に収穫が少ないことが分かって、以前ほど「良エントリを見逃さない」ことに対する執着は無くなりました。
そんなわけでSBMの使いどころは、かなり閾値を高めに絞ったものと、一部のマニアックなタグをチェックするぐらいで十分な気がしています。あとはこういう圧倒的な情報量を捌くのが得意なまとめ屋さんに任せます。
私がSBMで欲しいのはもっと専門化したもの。タグとかじゃなくてユーザ自体を絞る。それこそ文字通りソーシャルっぽい感じで、自分と興味の範囲が被ってる集団だけで成り立ったようなもの。はてブも del.icio.usもノイズ多すぎ。
たとえばHaskellプログラマ専用SBMとかあれば是非使ってみたい(笑)
優先度タグの導入
今までは各フィードにカテゴリ別のタグ付けをしていたのですが、それとは別に優先度別のタグを試験的に使ってみることにしました。
優先度の高いものから順に読めるようにすれば、もうちょい柔軟に読む量コントロールできるのではないかと思います。
まぁ、できる限りシンプルに使いたいので、もうしばらく使ってみてから判断したいところ。