ブログの効用。

にわかな奴ほど語りたがる

詰め込んだ知識を、自分の口で言ってみることで再確認する行為っていうのはかなり一般的なものだと思います。

新しく知った言葉とかは積極的に使いたくなるものです。特に、難しげな言葉(多元的無知とか)は、知ってから忘れるまでに使える機会があったら使いたいなーと思ってます。これは別にインテリ気取りたいからとかじゃなくて、使わないと忘れるからです。少なくとも、読んで意味を思い出せるようにしておくことは悪いことじゃないですから。

もちろん、実際に相手がいる場合は空気読まずに喋るとウザいだけですし、その辺は時と場合と相手を選ぶべきでしょう。


ここで、ブログってこういうときに非常に効果的に使えるモノだと思うわけですよ。

読者として nobody を想定できるっていうのはブログの一つの長所であり、当ブログは今のところそこに根ざした在り方をしています。

やはり、自分以外の誰かを想定して語るというのは効果的なアウトプットになりますし、こういったチラシの裏的な場所ならば読む相手を不快にさせることを考えなくて済みます。どっかで間違って読者が増えちゃったりなんかしたら変わってきますが。

まぁ、少なくとも私は何か未消化な事柄を咀嚼しようとして書き散らす文に対して悪印象は持たないですし、心ゆくまでいろんな思考の断片を垂れ流せばいいと思います。

それは時として己の無知を晒す行為でもあるわけですが、見ず知らずの人間になら見られて恥ずかしいものでもないだろうし、本当に恥ずかしかいことは書きませんから。